うるおいのある健康的な肌にある根本的必須成分
2023/11/27
こんにちは、代官山のフェイシャルサロン Mihito Kanaです。
今回は、うるおいのある健康的なお肌になるために、そもそも必要な根本的な成分についてです。
うるおいのある肌とは、水分とまた油分をバランス良く、きちんと保持している肌をいいます。
そうなるためには、肌の「角質層」にある、大きくは2つの成分が要となります。
ひとつは、
角層内に並ぶ角質細胞どうしをつなぐ、「セラミド」、「脂肪酸」、「コレステロール」を主成分とする【細胞間脂質】です。
特に成分の1つセラミドは、脂質でありながら、その化学構造に水となじみやすい「親水基」という部分を持っているため、水の分子と共に、ラメラ構造をつくることができます。
このような構造の細胞間脂質を持つ角層は、バリア機能や保湿機能が高くなります
もうひとつは、
角質細胞内にある【天然保湿因子「NMF」】です。
構成成分の約半分が「アミノ酸」、アミノ酸からつくられる成分。そして「PCA(ピロリドンカルボン酸)」、「乳酸」、「尿素」、「ミネラル塩」、「有機酸」などの低分子の成分から構成されています。
水分を抱え込む性質があり、また肌を理想的なphの弱酸性に保つ働きがあります。
弱酸性の肌を保つことによって、皮膚常在菌のバランスが整い、バリア機能が守られると、肌はうるおいを保った健康な状態をキープすることができます。
この2つの成分【細胞間脂質】と【NMF】がバランスよくそろっていれば、肌が本来が持つバリア機能と【水分】保持機能が保たれて、うるおいのある肌がキープできます。
またこれにより、表皮を覆う【皮脂膜】もまた理想的な状態になり、お肌の水分と油分のバランスが良くなり、総合的にうるおいのある健康的な素肌が作られます。
でも、気温や湿度、偏ったスキンケア、生活習慣など、さまざまな原因によって、細胞間脂質やNMFは減ってしまいます。その結果、肌の乾燥は進みます。
そして皮脂も減ってくるので、水分がますます蒸発しやすくなり、ますます乾燥しやすい肌、ダメージに弱い基礎体力のないお肌になってしまうのです。
スキンケアアイテムには、例えばセラミドならセラミドとか、ビタミンC、アスタキサンチンやヒアルロン酸等など、時代の流行りで大きく掲げる一点主義成分でキレイになるってスキンケアがいつも人気ですが、やはり何事もバランスというのがありますよね。
特にセンシティブなお肌ではその効果も半減してしまいます。
極論ですが、食事だって、米がいいってなった時、おかずを食べずにひたすら米だけを食べ続けても健全な身体が維持できないのと一緒かな。
お肌も、いかに必要な成分を効果的にバランス良く補うかで綺麗への加速度が違ってきます!
☆代官山フェイシャルサロンMihitoでは、このお肌の基礎となる成分がしっかり補える高機能化粧品によるオールハンドケアで、一時的なセンシティブに偏った肌から敏感肌、アトピー肌の方までご満足の結果を頂いております。
是非1度、自分のお肌の基礎力アップのために、ケアトリートメントを体感してみて下さい☆